Enjoy酒造り

雁木、錦乃誉の蔵元 八百新酒造から酒蔵の情報をお届けします。

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夏の終わり 錦帯橋の鵜飼い

日頃の罪滅ぼし?という訳ではありませんが、8月の終わりの日曜日家内と二人で錦帯橋の鵜飼い船に乗りました。
手を伸ばせば川面に触れるほどの位置で、ゆっくりと水の上を滑る乗り心地はなんともいえません。日中の暑さが嘘のようにひんやりとした川風が身も心も癒してくれるようでした。
錦帯橋の鵜飼い②

昨年の台風19号による錦川の氾濫で鵜飼船の大半を流され今年は実施が危ぶまれた錦帯橋の鵜飼でしたが、伝統を絶やす訳にはいかないとする宗主をはじめ鵜飼振興会の方々の並々ならぬ情熱と、地元、全国の錦帯橋の鵜飼を愛する方々の力により、苦難を乗り越え見事にひとシーズンをやりこなされました。
錦帯橋の鵜飼い③


  おもうしろうてやがて悲しき鵜飼かな(芭蕉)

重労働を終えた鵜たちが舷に並び羽を乾かします。
哀感ただよう晩夏のひとこまでした。
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  1. 2006/08/28(月) 11:30:36|
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城山と檜皮(ひわだ)採取

H18.8.27城山

ついつい過剰に摂取して、だぼだぼに溜まりぎみの水分を身体から搾りだしてシャキッ!とするために例によってお城山に登りました。
いつもながら、行きかう人が老若男女によらず明るく「おはようございます!」と自然に声を掛け合い、本当にいい気持ちにさせてもらいました。

檜皮採取の看板

お城山の錦帯橋から見える側の反対側に檜の国有林があり、その檜皮(ひわだ)を採取して国宝級の神社仏閣の桧皮葺(ひわだぶき)屋根の葺き替えに使われているという事実は地元では意外と知られていません。かく言う私も恥ずかしながら知ったのはごく最近のことです。
たまたま、私の友人の長男が京都で檜皮師になり、故郷の国有林に檜皮の採取の仕事に(帰って?)来たとき、「雁木」を先輩の職人さん達に飲ませたいと蔵まで訪ねてきてくれて、この興味深い話を聞きました。
檜皮を採取するに足る大径の檜の不足と同時に、檜皮師の後継者不足も深刻な問題だそうです。
彼はまだ20代前半、日本が誇る伝統建築の維持存続に活躍してもらいたいものです。
地元に貴重な国有林があり、日本の伝統を支える志を持った若者がいることを知り、少し誇らしくなりました。


  1. 2006/08/27(日) 14:27:07|
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呑みきり

H18.8.11呑みきり

 春に搾って秋以降の出荷を控えタンクに貯蔵している酒を抜き取り利き酒をしてその熟成具合をチェックすることを“呑みきり”と言います。“呑みきり”と言う言葉は貯蔵タンクの下部についているおへそのような出っぱり=“呑口”をきることからきており、品質管理のために夏場に行なう重要な蔵内行事です。
 8月11日、広島国税局鑑定官室の先生をお招きして、八百新酒造の酒蔵で“呑みきり”を行ないました。

 米と水から酒をつくる“造り”の如何によって品質が決定するのは言うまでもないことですが、“造り”の後の“貯蔵”の如何によっても品質が大いに左右されますので、貯蔵も広い意味での“造り”のうちと捉えるべき重要な製造工程です。

 この日、鑑定官の先生と一緒に利き酒をし、講評をいただいた後、改めて社員だけで利き酒をし直しました。出荷に向けての管理のポイントを確認しあった有意義な真夏の一日でした。
[呑みきり]の続きを読む
  1. 2006/08/19(土) 09:59:51|
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やあ久しぶり!木村さん突然のご来訪

木村敬さん

「こんにちは」と声がします。
8月8日の夕方、前日までの出張疲れを引きずってぼんやりしたまま振り返ると、
「ややややや、木村さんじゃないですか!」
目の前に木村敬さんがご夫婦で立っていらっしゃいます。

木村さんは総務省にお勤めで、今は鳥取県に出向中。休暇を利用して、鳥取から山陰路を山口県まで旅をされ、中国山脈を越え、錦川沿いを下って瀬戸内海に抜け、奥様のご実家の岡山まで山陽路を上る途中、錦帯橋に立ち寄られた時、「そういえばこの近くに八百新酒造があるはず」と、ふと思い立ってうちを訪ねてきてくださいました。
  「よう思い出してくださいました

あれは何年前だったか、飲み手の玄人集団として全国の蔵元に恐れられている(?…というか、首都圏デビューの登竜門的会として有名)東京の「多摩独酌会」に出させていただいた時でした。その月の定例会のテーマは『西の酒VS東の酒』。西の酒の代表として、東の代表・茨城県のRという酒とのシングルマッチのリングに上がったのでした。ずばり、「どっちが旨かったか」参加者が○×して、会の終了時に多数決の判定が下るという敗者には残酷なガチンコバトル。
  結果はダブルスコアとまではいかないが、惜敗とは言えない敗退。
「お、俺はこの判定を認めん!東京の奴らあはどうかしちょる、ブツブツブツ…」と、腹では悔し紛れに毒づきながら、顔では笑って反省会に参加。(注、Rという酒はうちの酒とは全くタイプが違いますが、優れたとても美味しいお酒でした。誤解なきように…)
その席上、一人の紳士が
「僕は雁木さんが好きだなあ。米の旨味が酒にのっていて、やや強めの酸味がぐっと味を締めてくれる」と言うようなコメントであったか記憶は不確かですが、
「わ、味方がおった!この人は神様じゃ」と、目の前のその人の背後から後光が差しているではありませんか!!
 その神様が木村さんでした。木村さんは多摩独酌会でも誰もが認める唎酒名人と皆さんが口を揃えて紹介してくださいました。
「やっぱ、東京の人は凄いのお」と、さっきまでの傷心と毒づきはどこへやら。現金にも私は立ち直り、コロッと宗旨替えしたのでした。    (単純!)

木村さんは今でもマイフェヴァリッツのひとつとして「雁木」をご愛飲くださっています。
頑張っていい酒造ります! 木村さんこれからもよろしくお願いします!

  1. 2006/08/13(日) 19:51:16|
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幸せの酒の会 in Tokyo

幸せの酒の会

8月5日 新宿御苑にある居酒屋「伊豆まさ鮮」さんで、銘酒市川主催の「幸せの酒の会」があり、ゲストとして呼んでいただきました。
銘酒市川の市川祐一郎さん(写真2列目左から3人目)は、人呼んで“幸せのゆうちゃん”。静岡県は蒲原町、まん前に富士山が聳え立つお酒屋さんです。立地としてはどちらかと言えばのんびりした田舎のお店なのですが、インターネットの世界では銘酒市川と言えば全国で知らない人はいないくらいの超有名店です。“幸せのゆうちゃん”の飾らない暖かいお人柄、日本酒への深い愛情が伝わってくる素晴らしいホームページを運営していらっしゃいます。

インターネットといったらどうしてもヴァーチャルリアリティで人間味に欠けると思われる方もいるかもしれませんが、市川さんは本当に足繁く全国の蔵元を訪問されますし、本当に“好きで”お酒を飲まれ、ひとつのお酒をいろんな温度帯でチャレンジし、ベストの飲み方を自ら研究されています。造り手のこちらも気づかなかった、その酒の奥に潜む美質を発見していただいたこともしばしばです。
お客様に対しても、フェーストゥフェースのお付き合いを大事にされ、「幸せの酒の会」等の出会いの場を頻繁に企画されており、皆さんひと目で、その滲み出る市川さんの人間性に魅了されます。

うちの蔵にも何度も足を運んでくださっている市川さん、今年は蔵人体験『Enjoy酒造り』という弊社の企画にも参加してくださり、一緒にお酒を1本仕込んでくださいました。そしてその蔵人体験には、なんと、今回の会場である「伊豆まさ鮮」のご主人の田川明宏さん、フロアサービスの船越あゆみさんも参加してくださっていたのです。ですから、その仕込みで出来上がった、その名も『雁木二十四』を披露させていただいた時には、ついつい思い余って「ここにいる4名の汗の結晶だから美味くないはずはない」なぞと、蔵元らしくない強引な解説をしてしまいました。

この日のため『雁木二十四』以外に、市川さんがセレクトしてくださったお酒は『雁木純米吟醸槽出あらばしり』、『雁木活性にごり』、『錦乃誉大吟醸』というラインナップで、皆様には大いにご堪能いただきました。そして、なんといっても喜んでいただいたのは『仕込水』。
「雁木、錦乃誉は買えるけど、仕込水は買えねえからなあ」とお客様の弁。
酒を造っている私が言うのもへんですが、確かに「水ほどおいしい飲み物はない!」と思っております。ひょっとしたら酒って、水のおいしさを際立たせる前座かな、とすら思います。

会は大いに盛り上がり、最後に記念撮影。皆さんいいお顔ですねえ!
自分は控えめにして皆さんに飲んでいただく立場の私が、一番出来上がった顔(写真、市川さんの右隣)をしています。
…「おいおいお前いつになったら… しゃきっとせい」と内なる声。

市川さん、田川さんはじめ伊豆まさ鮮の皆様、いつも出席してくださるT さん、Mさん、A夫妻、そして、はじめてお会いできました皆様、本当にありがとうございました。




  1. 2006/08/09(水) 19:01:20|
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“お七の井戸”があった!

お七の井戸1

今回、日本酒フェスティバルに参加するため初めて訪れた「目黒雅叙園」で思わぬ発見がありました。
雅叙園の門塀から程ないところエントランスへ向かう途中に“お七の井戸”を示す札が立っております。
恋人・吉三に会いたさ見たさに身を焦がすあまり、「火事になれば町の木戸が開く」と思い立ち実際に火を放ってしまったという、情念ありあまるクレイジーガールとして後世に伝えられる“八百屋のお七”。
私はその八百屋のお七のファンなのでありました。
いやいやお七のファンといえば語弊があります。こんなとんでもない女性はご遠慮願いたい、というより、関わりあいたくてもかかわりあえませんが…
歌舞伎の演目『櫓のお七』のファンなのでございます。

八百新酒造の創業者は八百屋新三郎。
私の父は新三郎の孫として八百屋の性を受けて生まれましたが、訳あって、とりことりよめで小林家の養子となりました。そんなことがなければその子の私はそのまま“八百屋”性を名乗るところだったのです。ということで一族は大体八百屋姓でありまして、当然ながら“八百屋”の響きに強い親近感を覚えるものであります。

だからかどうか、学生時代、歌舞伎座の前を通りかかった時、そこにあがっていた伊達娘恋緋鹿子『火の見櫓の段』八百屋お七うんぬんの看板を見止めるや、すすすと身体が入り口に吸い寄せられ、500円でチケットを買い3階席に登ったのでした。

お七を演ずるは坂東玉三郎。文楽の人形使いが人形と化したお七を操るという設定の“人形振り”という趣向で、義太夫節のリズムに乗ってヒップホップダンスさながら、くるくると舞台を跳ね、宙を舞います。全くの無表情で完全に人形になりきって振袖の重さを一切感じさせない玉三郎の身のこなし。櫓をひょいひょいと登り、髪振り乱して半鐘を打ち鳴らすクライマックス。それは、それまで私が抱いていた歌舞伎の概念を完膚なきまで打ち砕く衝撃でした。玉三郎の鍛え上げられた完璧な肉体に私の目は釘付けとなり、その神々しい美しさにすっかり魅了されてしまいました。  
    以来、私は坂東玉三郎を崇拝することとなります。

というようなことを一気に思い出し、イベントが始まる前から、ハイテンションになったと言うだけの話でした。 おわり。


お七の井戸2

  1. 2006/08/04(金) 07:08:18|
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日本酒フェスティバル

目黒雅叙園

7月30日 東京・目黒雅叙園にて『日本酒フェスティバル2006』なる催しがおこなわれました。全国から参加蔵元は59蔵。いずれ劣らぬ名酒蔵がブースを連ね自慢のお酒を試飲していただき日本酒愛好家の皆さんと交流をしました。
昼夜の2部制でそれぞれ3時間の長丁場。お客様は引きもきらぬ盛況で休むまもなく、さすがに喉は枯れ、足は引き攣りました。
それでも、こうしたイベントではお客様の生の声を聞くことが出来るので、自信を深めたり、自分の酒を再発見したり、商品開発の参考になったり、と得るところは大きいものがあります。
日本酒フェスティバル

写真はかぶら家・葱家・酒龍馬という3件の居酒屋を経営される山本さん。
「いつもお世話になっています!」
右側の柔和な表情の男性はSさん。身体を張ってやってこられた食関係の雑誌の編集の仕事から今は少し距離をおかれているせいか少しスリムになられました。(失礼?)プロ根性を見る思いです。
「いつも我々では思いつかない表現で自らの酒の再発見をさせていただき感謝しております!」それと、「お声が声優のようだなあ!かっこいいなあ!」といつも思っちょります。

その他にも当日再会できました旧知の方々、初めて面識をいただきました多くの皆様、ありがとうございました


  1. 2006/08/03(木) 09:39:30|
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視界良好

大阪湾2

たいへんご無沙汰してしまいました。
7月29日、日本酒フェスティバルというイベントに参加するための東京出張。今回は広島空港から飛行機を使いました。
素晴らしい天気で視界は良好。客室乗務員さんが「大阪湾がくっきり見えますよ。」と教えてくれたので、見てみると、地図そのままに大阪、神戸、明石大橋、淡路島、関空、神戸空港が一望のもと。
それにしても地図ってよくできてますよねえ。改めて感心します。

  1. 2006/08/02(水) 17:24:48|
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