Enjoy酒造り

雁木、錦乃誉の蔵元 八百新酒造から酒蔵の情報をお届けします。

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クスノキとの長いつきあい

楠と蔵の屋根
樹齢何年になるのでしょうか?亡くなった父に尋ねた時も、高齢の親戚に尋ねても、明確な答えはありません。
すでに私が物心ついたときにはもちろん、親の世代が生まれる前から、そのクスノキは今とほとんど変わらぬ背丈で立っておりました。クスノキは蔵の裏側とお隣さん(農協さん)の境に立っております。楠は常緑樹で一年中緑の葉をつけていますが、4月から5月にかけて新緑が芽吹きその代わりに一年前の葉を落とします。数年前に枝打ちをしたとはいえ、写真のように枝が蔵の屋根の上に張り出していますので、屋根の上に降り積もる楠の落ち葉の量は半端ではありません。

ちょっと遅くなりましたが梅雨の切れ目を狙って今年も屋根に登ってクスの葉とりをしました。放っておくと樋を詰まらせ雨水がオーバーフローし至るところに浸水して蔵を傷める原因になります。所々昨年のクスの葉とりが十分でなかった箇所は葉っぱが朽ちて腐葉土となりそこから草が生えていたりします。
「クスノキの奴め、こんな仕事をさせやがって」と、思わずぼやいてしまうこともありますが、おそらく地下に張っている根は地上の枝と同じくらいのスケールでしょうから、万が一このクスノキをバッサリ断ち切ってしまったら根腐りして蔵が陥没してしまうに違いありません。

「いやいや、苦情を言うちゃあいけん。このクスノキとうちの蔵はすでに一つじゃ。クスノキが蔵を護ってくれとるんじゃ。」と思い直し、今年もありがたく屋根掃除をさせていただきました。
いい汗をかきました。これからも八百新酒造はクスノキと共生していきます。
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  1. 2006/06/26(月) 10:31:51|
  2. 出来事
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白蛇会at酒蔵

白蛇会at酒蔵①

昨晩(6月23日)酒蔵で“白蛇会”の宴を催しました。
“白蛇会”とは、八百新酒造のある岩国市今津町の有志の集う頼母子で、今津が発祥の地とされる天然記念物“白蛇”にちなんで命名されています。頼母子といってもほとんど懇親が目的で毎月1度行なわれています。もう38年目を迎えるロングランの頼母子で、メンバーには今津の生き字引のような方々が多く、私は父の後を継いで数年前に加入させていただきました。皆さん今津を愛し、今津のネットワークの要になっておられ、地域への奉仕を厭わない方ばかりです。
「小林さん、一回あんたかたの酒蔵で白蛇会をやらしてもらえんかね?」
と幹事の大橋さんにもちかけられたのは一昨年の末のこと。
「それはいいんですけど、うちではビールや焼酎がだせませんけど大丈夫ですか?」
「大丈夫いねえ。八百新さんでやるんじゃけえ、そりゃあ日本酒飲まんにゃあいけいんいねえ」
「承知しました。やらしてもらいましょう!とっておきの酒をお出しします!」と言うやりとりがあって、昨年の6月に実現。好評につき今年も昨年に引続き開催させていただきました。
白蛇会at酒蔵②

「あんたかたの酒はこんとに旨かったんかね
…と言われても…
「隠しとらんと、早ようワシらに飲ませんにゃあいけまあがね。」
…と言われても…(別に隠しとらんのに…)
「あんたあ、商売下手じゃねえ。もうちょっと宣伝せんにゃあ。」
…は、はい。

とまあ、皆さん地元の酒を再発見してくださった様子。
四方山話で盛り上がり、皆さんいい顔色になり上機嫌。
最後は我が八百新酒造のスタッフと一緒に記念撮影。
「来年も酒蔵でお待ちしております。と言うよりいつでも蔵に遊びに来てください。一緒に今津を盛り上げましょう


  1. 2006/06/24(土) 15:06:31|
  2. 出来事
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ジャズとクラッシックがばったり遭遇

篤ちゃんと堀さん

6月15日~21日東京池袋の東武百貨店で『小さな蔵元の隠れた地酒まつり』が開催されました。全国から14蔵が出展し、八百新酒造にはメインブースを与えていただきました。6月17日、父の日を控えた土曜日、私自身が売場に立ち『雁木』『錦乃誉』をお客様に試飲していただき販売していたところ…
「おじちゃん!」と背の高い若者が声をかけて来ました。
「おう、あっちゃんじゃないか」甥坊主の篤くんが立っています。
吉田篤は東京芸大で講師をしながらビオラ奏者として演奏活動をしています。
「元気にやりよるか」「うん元気」などと話しているところに今度は、
「こんにちは」と眼鏡の青年が声を掛けてくれました。
「ピアノの堀です。吉田豊くんの結婚式の時、演奏した者です。結婚式で雁木を飲ましてもらいました。今も時々東武で買って飲んでいます」と、嬉しいことを。「うんうん思い出した。あの結婚式は良かったねえ。」
吉田豊は篤の兄でプロのジャズベーシスト。堀秀彰さんもプロのジャズピアニスト。
寄寓にも甥の吉田豊をめぐるジャズとクラッシックのミュージシャンが『雁木』のブースの前でばったり遭遇。いやあ、これも縁じゃねえ、全く。
そこにはいない吉田豊を話の肴に大いに盛り上がりました。
(写真手前が堀秀彰さん。右が吉田篤くん。)
  1. 2006/06/21(水) 14:46:19|
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酒蔵で山の恵みを楽しむ女性だけの夕べ【その4】

with中田さん

すっかり好々爺になられた中田武士さんです。
不思議なご縁で結ばれて、はや15年。
今回『酒蔵で山の恵みを楽しむ夕べ』というコラボレーションが実現でき、感慨ひとしおです。

 伝えたい! 私達の造るお酒を、蔵を、造り手を、水との関わりを、… の一心で今回のイベントを企画いたしました。

なにぶんにも、普段は作業の現場である蔵の一部に厨房を設えて料理とお酒をご提供するのは私たちにとって初めての経験でしたので、行き届かないことも随分ありました。
しかし、山の幸を素材にした料理と、水源を同じくする私どものお酒を、存分に楽しんでくださっている皆様の笑顔、笑顔、笑顔に接することが出来、確かな手ごたえを感じることができました。

山には、水の神様が棲んでおられ、
蔵には、酒の神様が棲んでおられ、
神様同士がセッションをし、美しい女性たちに、寿いでいただいた。
そんな楽しい夕べでございました。

ご来場ご参加の皆様、本当にありがとうございました。
  1. 2006/06/07(水) 07:25:03|
  2. 仕込水の水源地と中田さんのこと
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酒蔵で山の恵みを楽しむ女性だけの夕べ【その3】

当初、参加者を30名に予定していたところが、大幅にオーバーして48名の方のご参加となりました。これ以上は対応不能のため、やむなくもお断りせざるを得なかった方も大勢いらっしゃいます。申し訳ございませんでした。
倉本大塩G

『活性にごり』で乾杯のあと、山菜の天麩羅や、炭火による破竹の丸焼き、汲み上げ豆腐など、アツアツ料理を楽しんでいただき、一気ににぎやかに。次々に盃は進み、お酒の説明をしてお楽しみを中断するのが申し訳ないくらいでした。ディスプレイ2
“ほう”の木をはじめ、本郷本谷の自然をそのまま酒蔵にもちこみ、スタッフが設えたディスプレイも大好評で、ムードを盛り上げました。
「男の人が一緒だとどうしても遠慮して、十分にお酒を楽しむことができない。女性だけのこういう機会を作っていただいて嬉しい!」という声がきかれ、「はあ、そうゆうことか」と主催者であるはずの私が、その時はじめて得心した次第です。
  1. 2006/06/06(火) 07:50:18|
  2. 仕込水の水源地と中田さんのこと
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酒蔵で山の恵みを楽しむ夕べ【その2】

イベント開始直前。イベント直前5

会場のセッティングはOK?イベント準備2

イベント準備
盛り付け、急がなきゃ。
  1. 2006/06/05(月) 07:44:56|
  2. 仕込水の水源地と中田さんのこと
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酒蔵で山の恵みを楽しむ女性だけの夕べ

チラシ

~~酒蔵の前を流れる錦川を遡ることおよそ50km
緑を分け入り山を登ると、お酒の仕込み水の水源地の集落があります。
そこにはダンディーな山師が棲んでおってね。
この御仁、炭は焼くは、猪は撃つは、油絵は画くは、それはそれはき れいな湧水で豆腐はつくるは… ~~

~~わが敬愛する中田武士さん(72歳)
突然ですが、わたしは無理やりダンディー中田を本郷・本谷の山から引き摺り下ろし
女性だけで取り囲む会を決行します!
本郷の山の幸を素材にミスター中田Jr.が腕を振う料理と“雁木”のコ ラボを酒蔵でたのしみませんか?~~
    ( ↑ イベントのご案内文)

中田さんは数年前から、私達が酒造りに使っている仕込水と同じ、例の湧水で豆腐も作っておられます。千葉で居酒屋を営んでおられた長男の竜彦さんが故郷に帰って豆腐作りを引き継ぎ、中田さんご一家が棲む本谷から一山先の羅漢山のレストハウスで豆腐料理のお店も経営されています。
スタッフの中から、中田さんの豆腐を中心とする本郷本谷の山の幸と、『雁木』のコラボをしよう!という声があがり、5月27日、上記のイベントを八百新酒造の酒蔵で開催しました。

***MENU***
・猪のロースト
・木の芽の天ぷら
(揚げたてをその場で)
・破竹の丸焼き
・自家製湧水豆腐を
  使った料理、各種
etc.
///////////////////////////////////
 雁木 
 フルラインナップ

テーブルセット

何で、“女性だけ”?
どうしてでしょうね? 誰かが強硬に主張したんですよね~
  1. 2006/06/04(日) 10:22:55|
  2. 仕込水の水源地と中田さんのこと
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朴(ほう)の葉~中田武士さんとの出会い【その3】

中田さんと島崎さん
本郷村に入り最初に本郷商工会を尋ねました。島崎さんは手回しよく、商工会に入村の目的を伝え、朴(ほう)の木に行き当たる上で、その所在を知るしかるべき人物の紹介を依頼してくださっていました。
「ここからさらに山を登っていくと本谷という集落があって、そこに中田さんという林業家がいらっしゃいます。中田さんなら山の植物のことなら何でもご存知とおもいますよ。中田さんにはその旨伝えてありますから、今からご一緒しましょう。」と課長さんはとっても親切に、私達を先導してくださいました。
with中田さん
中田さんは、物静かな紳士でした。
なんとも言えないチャームが漂っており、「ダンディな人だなあ」というのが第一印象でした。
「ほうの葉を何に使うてんかね?」と尋ねられ、私が
「かくかくしかじか、●△◆$♪×○@&◆♪………」と答えると、
中田さんは「………?」という感じで、
さぞかし、変なやつじゃのお、と思われたに違いありません。

会った瞬間から島崎さんと中田さんの波長は合い、写真のとおり二人は意気投合。
それに引き換え初対面の中田さんと私の写真はシャイな距離感がありますねえ。

それでも、この一風変わった出会い以来、すっかり私は中田さん、とその奥様の百合子さん、そして本谷の自然の虜となり、本谷入りを繰り返すことになります。
月夜の晩に幻想的な山合の景色の中、山道でバーベキューをしたり、
湧水を沸かした、大槙で作った芳しいお風呂にいれていただいたり、・・・・・・・
ふるさとの自然・草木を知り尽くし、ふるさとをこよなく愛し、ふるさとに誇りをもつ中田さんご夫妻の山の中の生活に、中途半端な田舎者である私は「カッコいいなあ。リッチだなあ。」と憧憬をいだくようになっていったのです。

中田さんは水自慢です。
「まあ、うちの水を飲んでみんさい。」

    お・い・し~~~い!!!

敷地内までひっぱってきている水源地の裏山の湧水は、澄み切っています。やっぱり、山が森が水をつくるんだなあ、と実感。
ある時「うちの水で酒を造ってみんかね。」と勧められ、
「ここまで水を汲みに来るのは大変だけどなあ」と、ためらいが無くはありませんでしたが、「やってみたいです。」と、水質検査もクリアーし、うちの仕込水として使い始めたのです。
酒の味も変わりました。
おいしい水でしこむ酒は、おいしいのです!

  1. 2006/06/03(土) 17:56:52|
  2. 仕込水の水源地と中田さんのこと
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